東京マラソンの日に

こないだの日曜、珍しく休みだったので夜に大学時代の友達と会う約束をした。

その日は寒くて、布団から出れたのは午後一時。
待ち合わせまでの時間になにしようか考え、銭湯に行こうと思い立った。せっかくなら用事がないと行かない都心の銭湯に行こう。いざ山手線へ。


秋葉原駅から徒歩10分弱の銭湯に到着。一階の受付にはたくさんの男性がいてギョッとした。近所のおじさんっぽい人から、ランニングの格好をしたお兄さんまで様々。どうやら男性のロッカーが全部使われていて20分程待つようだ。女性のロッカーは空いていたらしく、すぐに入ることができた。



脱衣場でロゴ入りのタオルを持っている人を見て気がついたのだが、どうやら東京マラソンの人がひとっぷろ浴びて帰ったりしていたようだ。私は、マラソン後に銭湯に行く元気があることに驚いた。たぶん、テレビで42.195キロを完走した直後に倒れている光景をよく見かけるからだろう。
当たり前だけど、走り終わってからも日常は続いていくんだなあとぼんやり思ってしまった。
今日走った人たちは平気な顔して明日会社に行くのだとしたら、人間ってすごい。



東京マラソンを記念した(?)、その日限定の柑橘系のお風呂なんかもあったりして、ちゃっかり東京マラソンの恩恵を受けてしまった。
その柑橘系のお湯はそんなに高い温度ではないのだが、炭酸っぽいなにかが溶かされてて(こう表現すると聞こえが悪い)、温泉から出たあとも身体がぽかぽか暖かかった。



脱衣場でドライヤーの番を待っていて、前の人が終わったのかなと思い手を伸ばしたら、まだ終わってなかった。その後自分の番になったが気まずいのでちょっとだけ乾かしほぼ生乾きのまま脱衣所を出た。この辺のルールが難しい。


休憩所で瓶の飲むヨーグルトを飲みながら、NHKのオリンピックを見ていた。自分がジャニーズに入っていたら、手話を覚える努力をしないだろうなと思った。世の中はすごい人ばかりである。


その後友達に会って、日本酒飲んで楽しい一日になった。すごい人たちと比べてしまうと平凡な一日かもしれないけど、とてもよかったのでオールオッケー。