道くさのせかい

オタク気質だが、多趣味であるがゆえにオタクになりきれない人間がお送りする中途半端なブログ。手芸、音楽、ラジオ、アニメ、マンガなどのオススメをゆるっと更新。

2016年11月に読んだ本・マンガのまとめ

恥ずかしながら、ここ十年くらい読書を全くと言っていいほどしてきませんでした。「このままでは頭が悪くなる一方だ」と危機感を抱き、最近本を読みはじめたところです。小学生の頃は青い鳥文庫に夢中になっていたので、それ以来のマイブーム。パスワードシリーズと怪盗クイーン、好きだったなあ…

今のところ、読んだ本すべてに何かしらの面白い部分を見つけることができ、とても楽しく読めています。これは久しぶりに読書をすることの特権かもしれません。読書は身になると思うので、このままマイブームにならずに日常に溶け込んでいけたら嬉しいなあ。前置きが長くなりました。ジャンル問わず読了した順での紹介です、どうぞ!

 

 

「傷口から人生。」小野美由紀

 パニック障害で就活を断念せざるを得なくなってしまった女性のお話。そこから変わろうと意を決して、スペイン国土を何百キロと歩く巡礼「カミーノ」に出発する。

みんなが当たり前のようにやっていることを、自分だけができなくなってしまう。そんな経験がある人には突き刺さる一冊です(私には突き刺さるを通り越して、貫通しました)。あと、生きているうちに一度はカミーノを歩こうという目標ができました。

  

 「ジニのパズル」崔実

ジニのパズル

ジニのパズル

 

 直近の芥川賞候補作に選ばれた。国って何?国籍って何?ジニの居場所はどこ?作者の崔実さんにしか書けない唯一無二の作品。

冒頭部分の日常の描写がとても上手くて、そこを何度も読み返しました。純文学に「読みづらそう」というイメージを抱いていたのですが、そんなことなかった!村田沙耶香さんの「コンビニ人間」や、又吉さんの「火花」も読んでみたいです。

  

生理前7日間、豆乳を飲むとやせる理由 

生理前7日間、豆乳を飲むとやせる理由

生理前7日間、豆乳を飲むとやせる理由

 

 タイトル通り。今現在試しているところです。このブログも「まるでミルクのような豆乳」を飲みつつ書いております。

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srsz.hatenablog.com

 

「 やめてみた。」わたなべぽん

 30キロのダイエットのイラストエッセイで大人気!わたなべぽんさんが暮らしと向き合い、様々なことを「やめてみる。」お話。

本屋のイラストエッセイコーナーに行くと、ほぼこの本が目立つように並べてあります。それだけ、ぽんさんの前向きな考え方に惹かれている人が多いんだろうな。ぽんさんの他の本も読んでみたいと思います。このブログの最初の記事はこの本の紹介でした。

↓詳しくはこちら

srsz.hatenablog.com

  

逃げるは恥だが役に立つ(1)~(8)」海野つなみ

 通称「逃げ恥」。あらすじは「契約結婚」に重きをおくか「恋」に重きを置くかで書き方が全く変わる気がするので割愛させていただきます。

今期のドラマで高視聴率を記録し、「恋ダンス」は大流行。今乗りに乗った作品です。普段ドラマを見ない私も、ネットの再放送を毎週チェックしています。マンガもとても面白く、ドラマとの違いを比べるとより楽しめます!(原作を尊重しつつテレビ的な面白さを足したドラマの脚本、素晴らしい!)少女マンガが好きな人は5・6巻、社会的な視点で読むなら7巻以降がオススメです。

  

「やがて君になる(3)」 仲谷鳰

 好きな人ができない侑。はじめて好きな人ができた燈子。燈子先輩の一番近い場所にいたはずの沙弥香。そんな三人が所属する生徒会での百合物語。

あいかわらずあらすじが下手ですみません。この記事は少し前にあげて、たくさんの方に読んでもらえているようで「やが君」の人気を感じました!百合初心者でも大丈夫かと思います。絵も綺麗でストーリーも最高なので、少女マンガが好きな方はぜひ読んでみてください!!

↓詳しいネタバレはこちらから

srsz.hatenablog.com

 

「18きっぷ」朝日新聞社朝井リョウ

18 きっぷ

18 きっぷ

 

 朝井リョウのエッセイ「十八歳の選択」、見開き一ページにつき一人の18歳の記録、そして巻末には取材から一年後の姿が掲載されている。

巻頭の朝井リョウさんのエッセイが素晴らしい!そして、慣れない職業に苦戦したり夢を目指したりして頑張っている18歳を見ると胸を打たれます…5歳上の私もしっかりしなくては。当時思っていたより18歳の時点でいろいろな可能性があったことに気づかされました。進む道を決めかねている高校生・大学生に特にお勧めしたいです。

 

「ラジオラジオラジオ!」加藤千恵

ラジオラジオラジオ!

ラジオラジオラジオ!

 

 女子高校生二人が、地方のFMラジオ局でパーソナリティーをするお話。

ラジオが好きな方、2000年代前半に高校生活を送っていた方にオススメしたい作品。同時多発テロ事件や、aikoミスチルの台頭・今より発達していないネットの描写がとてもリアルです。

 

 「武道館」朝井リョウ

武道館

武道館

 

アイドルグループ「NEXT YOU」のメンバーが憧れの武道館を目指して活動していくお話。

だんだんあらすじが減ってきてすみません…直近に読んだ本なのでその分感想を多めに書きます!この話は、AKB48で実際にあった事件が描かれていたり、メンバーにモデルがいたりと、アイドルに詳しい人はより楽しめるのではないでしょうか。個人的には結末はちょっと意外でした。本筋のお話より、無料コンテンツの存在を立ち止まって考え直すところや、茎わかめのエピソードなどの本題ではない話が興味深かったです。

 

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」岩崎夏海 

タイトルの通りのあらすじ。野球嫌いのみなみが程高野球部をマネジメントする。目標は甲子園!?

ちょっと前に流行ったよな、と思って図書館で手に取ったら、もう7年前!?これからどんどん「ちょっと前」の間隔が延びていくのだろうな…それはさておき、この本を読むと「自分にも経営することができるかも」と思ってしまう(そんなことは決してないだろう)。この本の考え方は合理的で、どんな社会の出来事も抽象的に捉えられそうな気になります。もちろんちゃんとドラッカーの本を読んで理解しなければ分かったことにはなりませんが、難しそうな本を読んでみようと思わせるチカラがこの本にはあります。続編というか別バージョン(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら)もあるので読んでみたいと思いました!

 

「その後のツレがうつになりまして。」「7年目のツレがうつになりまして。」 細川貂々

その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

貂々(てんてん)さんのツレ(夫のことをツレと呼んでいます)がうつ病になってしまったところから、二人三脚で支えあっていくお話。

図書館になかったため、シリーズの途中から2冊読みました。 特にツレさんのエッセイやあとがきが共感できました。身のまわりに精神疾患を患っている人がいる方は読んでみるといいかもしれません。

 

「ラジオな日々」藤井青銅

ラジオな日々

ラジオな日々

 

 当時駆け出しの構成作家だった藤井青銅から見た、80年代ラジオの裏側。

この本を読んだのは、オードリーのオールナイトニッポンに青銅さんが関わっているからです。読んでみて思ったのが、80年代のことを全く知らなくても非常にわかりやすいということ!おそらく、ラジオという聴覚のみで届けるお仕事をずっと続けているからこそ、受け取る側にわかりやすい表現ができる、ということなのでしょう。

 

 

 

以上です。結構読んだので達成感があります!師走は忙しいですが、マイペースに読んでまた更新できたらと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!